Falconの思うままに

PASCAL好きが、気ままにマニアックなネタを

NextCloudで身を守る

さて、NextCloudネタです。

 

NextCloudは大変すばらしいファイルストレージソフトですが、

インターネット上に公開しなければメリットが生かせません。

VPN網の中でひっそり使うのもありですが。

それはメールでリンクを送りダウンロードしてもらえる機能があるからです。

ファイル便とかの個人版ですな。

 

リンクは世界中からアクセスできないといけないので公開サーバーに

なります。

でもログイン画面は世界中からアクセスしなくてもいい訳です。

私の場合、おひとり様サーバーですので。

自分だけで十分です。リンク公開の場合、相手はログインする必要は

ありません。

ログイン画面を世界中にさらすのはいやですよね。

 

この解決ですが、昔はIP制限ができたのですが、今はできないので

自前で対策します。

まずはnginxのリバースプロキシ配下にnextcloudを立ち上げてください。

LXDがお薦めですが、別にLXD配下にする必要はありません。

リバースプロキシでURL制限をすることでログイン画面を対策します。

https://hoge/index.php/login

をURLで転送する設定にIPアドレス制限を入れればOKです。

アクセスすると見事蹴られます。

クライアントソフト(同期ソフト)は一度認証されれば、以降は

TOP URLを使わないので大丈夫です。

これですと再認証時や直接ログイン時は困るので、DHCP環境では

IPが固定でないので困ります。

 

ですので、別途VPNサーバーのIPを登録してください。

これでVPNでVPNサーバー経由のルーティングした設定を通して

接続すればVPNサーバーからのアクセスとなりIP制限がかかりません。

 

VPNサーバーも仮想HUBの使い分けで設定が返られます。

私も通常はVPN網へはパケット流さず運用しています。

上記NextCloudへログインする時のみVPNVPNへパケットを全部流す

設定の仮想HUBへ接続して目的を達成しています。

 

VPNの接続設定での切替ですので、そんなに負担はありません。

 

それでもログインに2FA認証をかけるなどさらなる対策は必要です。

 

お試しください。

 

ではでは。