Falconの思うままに

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LDMicro vs OpenPLC

さて、LDMicro と OpenPLCの両方を経験しましたので

比較評価です。

 

どちらもArduinoでの運用です。

 

どちらも特色がありますね。

 

OpenPLCはそのままArduinoへ転送してくれます。

通常のPLCの使い方と同じですね。 

 

LDMicroはC言語のソースへラダーが変換されます。

それをArduino IDEで開いてコンパイルをかけて転送します。

LDMicroはPICなんかはそのまま転送できるのですが、

Arduinoの場合は上記手法です。(直接できないと思う)

 

ちょっと面倒ですが、逆にメリットもあります。

ラダーだけで表現できない部分が補えます。

豊富なライブラリを使ったほうが早いという場合もあります。

なので変換ソースに手を加えて、融合することができます。

シングルスレッドですので、ライブラリ活用するときは

ブロックしないように気を付けます。

でないとラダーの定期実行性を妨げてしまいます。

ラダーはスキャンタイムおきに実行されるので、

合間がありますので、その間に自前回路を実行する形になります。

MQTTの実装やWifiによる情報交換なども実現できています。

 

OpenPLCはMODBUSでの交換になります。

裏でCソースに変換をしているので、LDMicroと同じ

こともできなくはないようですが、手をだせないくらい複雑です。

ラダーエディタも本格的なので、どちらかというと商用に近いです。

PRO仕様といいましょうか。

 

LDMicroのエディタはテキストベースで、ちょっと操作にくせがあります。

 

どちらもありがたく活用させてもらっています。

 

ではでは。