さて、メール構築まとめ3です。
今回はmailgunへリレーさせるメール送信編です。
やっと具体例を書けます。
お一人様サーバーのsmtpd (postfix)でMUA->MTAで受けて、
目的メールアドレスへ配信します。
ごく典型的構成ですとこれで終わりますが、
お一人様サーバーはOP25B対策で外部の25へ接続できません。
つまりメールを外部へ送信できない状態です。
通常はPoer 25へメールは送られてきます。
送信はこの逆なのでどこかのPort25へ送らないといけません。
でも直接行けないのでリレーホストを持ってもらって
そこからの送信になります。
通常は第三者中継は禁止ですのでやろうと思ってもできません。
なのでリレーホストサービスを行っているmailgunにお願いして
submissionポート587へ送信します。
mailgunはアカウント登録無料、1ドメインで100/日まで中継してくれます。
なので、このアカウント登録から始めます。
登録アカウント用のメールアドレスが必要です。
お一人様の場合はGoogleメールがちょうどいいです。
私はそうしました。
登録すると管理画面での設定をします。
すると、DNSのTXTフィールドへの記述内容を指示されます。
2つありますので、それをDNSレジストラの登録画面で登録します。
登録が終わったらしばらく待ちます。
DNSが伝播したころ「Verify」ボタンを押します。
activate文字が上記2行に振られたらOKです。
今回はメール中継だけが目的なので、
MX登録行以下の設定は行わなくて大丈夫です。
[Domain Settings]→[SMTP credentials]に
SMTP-Auth用のログイン名とパスワードを設定します。
パスワードはPOPUpで1度切りしか表示されないので、
取得ミスしたら「Reset Password」にて再発行します。
ここのユーザー名、パスワードをメモします。
次のPostfixの設定で使用します、
さて、posfixの/etc/postfix/main.cf
を編集します。
smtp_sasl_auth_enable = yes smtp_sasl_password_maps = static:accountname:password smtp_sasl_security_options = noanonymous relayhost = [smtp.mailgun.com]:587
accountnameとpasswordを上記の登録内容に書き換えます。
たぶんこれでいいはずです。
これでMUA(私はThunderbird)で外部アドレス宛へメール送信すると
中継されて相手に届きます。
100通/日ですが、捨てメアドなんで十分でしょう。
なかなかメールシステムを作ることはないですが、
システム構築事例として書いておきます。
自分でメールアドレス作り放題なので、活用法が広がります。
お一人様サーバーかつ無料でできるとこまでやる管理者のみなさん(いるのか?)
データ主権を取り戻そうです!
ご意見お待ちしています。
まだまだメール構築まとめは続きます。
ではでは。